デザイン ビジュアル
ウェブページの表現=ビジュアルデザインに関するガイドラインです。
レベル1 必ず達成
レベル2 可能な限り達成
チェック項目
記事本文など読みやすさが重要なテキストはAPCA 75以上の色コントラストを確保する
記事本文以外の通常のテキストはAPCA 60以上の色コントラストを確保する
見出しなど大きいサイズのテキストはAPCA 45以上の色コントラストを確保する
「テキストの色コントラスト」とは
レベル2:可能な限り達成
テキストの読みやすさには色のコントラストが重要です。特にロービジョンのユーザーには十分なコントラストが必要です。
APCAとは
APCA (Accessible Perceptual Contrast Algorithm) は2色のコントラスト比の計算アルゴリズムおよび評価手法です。WCAG 2.1で使われているコントラスト比計算の問題を解消するため開発されました。人間の知覚特性を加味した評価値を算出できることが特徴です。現在パブリックベータ版で、WCAGの次期バージョンにて取り入れられることが検討されています。
LIFULLブランドカラー(#ED6103)について
白背景とLIFULLオレンジの文字色の組み合わせをAPCAでコントラストを計算すると59.7となりAPCA 60を満たしません。これを取りざたして問題視する必要はありません。ただし、文字色はそのままに、白でない色を背景にする場合、コントラストを確保するために文字の色を見直すことを推奨します。
参考情報
チェック項目
UIコンポーネントやグラフィックが表している情報・機能・状態を判別するために、視覚的要素のどの部分が必要かを特定する
上記例では、白地#FFFFFF
に対して#AAAAAA
(Lc 45.8)、グレー地#D9D9D9
に対して#7F7F7F
(Lc 45.1)を確保しています。
必要とされた視覚的要素を、周囲の色に対してAPCA 45以上の色コントラストを確保する
「アイコンやUIコンポーネントの色コントラスト」とは
レベル2:可能な限り達成
フォームコントロールなどのユーザーが操作するUIコンポーネントや、アイコンやグラフなどの情報を持つグラフィックは、情報・機能・状態を判別し操作するために、充分なコントラストが必要です。
ただし、UIコンポーネントがアクティブではないときはコントラストの確保は不要です。